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母子の愛、男女の愛、一方向の愛……、様々な愛の形を描いた5編のオムニバス構成。

母親がママ活をしていると知った高砂一樹は相手の青年・住吉圭吾に会いにいく。 母と会わないでくれと頼むが、あっさり断られ、苦肉の策として自分ともママ活をしてくれと申し込む。 きれいな顔とミステリアスな雰囲気の圭吾だったが、予想外にやさしく無邪気な一面もあり、一樹はその人柄に惹かれていく。

中学卒業後、家を出てうろついていた少年は次第に殺しに手を染めていくようになる。はした金で殺しを請け負っていた少年の前に岩西という男が現れ、少年を「蝉」と命名しプロの殺し屋に育てると言い寄る。「蝉」と名付けられた少年は生まれて初めての拠り所となる人間との出会いに戸惑いながらも、本格的に殺し屋としての人格を構成していく。

28歳の桔平が、18歳の桔平と入れ替わった―――。付き合って10年半の圭太と桔平。家族同然の二人は、“今さら素直になれない”もどかしい思いを互いに抱えていた。切り出せないプロポーズ、酔わずには出来ないセックス…。思い出のマグカップを割ってしまった次の日、圭太が目を覚ますと横には見知らぬ少年が。彼の正体はなんと18歳の桔平で――!? 嘘みたいなアクシデントに、二人は元に戻るため奔走するものの…？尊くて愛しくて泣ける、入れ替わりBL誕生。

一途に愛する人魚×素直になれない中年男 人魚と夫婦になると 不老不死になるという――

可愛い顔した女子高生・茜。 わがままで自己中心的な言動に友達はみんな離れて行く。 でもなぜかマナは、じっと見つめてくる茜の大きな瞳を無視できなくて……。

恋愛短編集。

主人公安達秀治は、高校一年生。隣に住む幼馴染の高見奈津は顔も頭も良いが、あらゆる意味で不器用で、生活力に欠けている。自分に対してだけは甘えてくる奈津の面倒を見てきた秀治だが、このままではいけないと距離をとろうとした途端、奈津からキスされてしまう。 暴走系乙女攻（高見奈津）×しっかり者の苦労性受（安達秀治）のラブラブコメディ。

謎のドラッグ「W.A」をめぐる久保田誠人と時任稔、二人の現実と絆を描いた作品。物語は1990年代の横浜を舞台に、「W.A」を狙う出雲会、東条組をはじめとするヤクザも絡みながら進行してゆく。

中学生の汀宝良は、言葉を操る「ロマンサー」という特殊な能力を持ち、その能力で「請負い屋」として警察が手に負えない事件を解決する。